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我流の転職活動をする前に

もし、リストラを言い渡されたら・・・

会社に対して感情的になるのはよくわかりますが、会社との信頼関係が悪いまま勤め続けていても、お互いのためになりませんから、もらうものをたくさんもらって、できるだけ早く自分の活躍の場を見つけ出すことが大切だと私は考えます。

でも、転職活動ってどうやって進めていけばいいの?

ここでは転職活動の具体的な進め方について、お話していきます。

仕事を探す前に自分のことを知ろう

仕事を探さなきゃ、と気持ちばかり焦って転職活動を行っても、なかなかいい結果は生まれません。
まずは自分のことを知ること(自己分析)から始めて下さい。

興味、価値観、能力、スキル、知識などを明らかにして「自分は何ができるのか」「自分は何がしたいのか」「自分の強みは何か」「自分の弱みは何か」を正しく認識しましょう。

具体的には次のような項目を紙に書いてみましょう。

@職務経験の整理
A趣味、特技の整理
B資格、免許の整理
C長所、短所の確認
D思考特性、行動特性の確認

次に上記でも特に重要な@職務経験の整理の仕方を詳しく説明します。

転職についてのご相談は、就職・転職に関する無料相談メールフォームまでお気軽にご相談下さい。

職務経験の整理の仕方とは?

経験してきた仕事や役割の振り返りは次の手順で進めます。

@仕事内容や目的の違いなどで仕事や役割の経歴をまとめてみる。就任、転職、異動、昇進という節目で区切るのがわかりやすい。
A長期間一つの仕事に従事していた場合は、区切りが困難なので3年か5年刻みの時間軸で区切って、習熟までの過程を書いてみる。
B平行してプロジェクトに関わった場合やその職務以外の経験などがあれば、役割ごとに書いてみる。
Cまとめた仕事・役割ごとに仕事の内容(領域とレベル)、対象顧客数、取扱商品・サービス、予算規模、職務での地位、部下の数、活動範囲、難易度、発揮した能力、修得したスキルなどをできるだけ数量化して書いていく。

ちょっと難しいですか?
では、次のキーワードを使って書いてみて下さい。

・営業や物流に関わった方
商品、用途、予算、売上、利益、輸入、輸出、顧客、代理店、販売戦略、営業戦略、マーケティング、セールス、販売促進、与信管理、債権管理、新規顧客開拓、飛び込み営業、交渉、契約、クレーム、売掛金回収、倉庫、競合相手、価格管理、配送

・経理・財務に関わった方
個別決算、連結決算、税務申告、原価計算、売掛金、買掛金、製品在庫、経費管理、予算作成、予算管理、資金調達、資金運用、為替管理、配当、保険管理、会計監査、会計システム、信用調査、債権管理

・人事に関わった方
給与計算、福利厚生、人事制度、評価システム、能力開発、組織管理、労務管理、社会保険、労働保険、求人、人材採用、出向、転籍、業務委託、相談、カウンセリング、安全衛生

・総務・法務に関わった方
庶務、資産管理、備品管理、車両管理、通信、文書管理、ファイリング、電話応対、受付、渉外、株式、株主総会、保安・防災、法務、コンプライアンス、個人情報保護、契約書審査、広報・宣伝

・購買に関わった方
原料・資材調達、在庫管理、業者選定、品質、価格交渉、見積もり、審査、ジャスト・イン・タイム、予算管理

・開発に関わった方
商品開発、基礎研究、用途開発、新機能、改善、効果、発明、発見、共同開発、特許、意匠、申請、登録

・工場に関わった方
生産技術、生産管理、納期管理、在庫管理、製造工程、品質管理、TQC、コストダウン、安全管理、労務管理、保安対策、工場レイアウト、生産性向上、メンテナンス、技術継承、技術指導、環境対策、資材管理、返品対策、安全衛生

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仕事を探す前に自分のことを知ろう2

どうでしょうか、書けましたでしょうか?
自分が認識できればいいのできれいにまとめることが重要ではありません。ペンに考えさせるくらいドンドン紙に書いてみて整理してみて下さい。

職務経験が整理されると、自分の持っている能力が明らかになってきます。ここでいう能力というのは、知識とスキルを合算したもの(能力=知識+スキル)です。あなたが経験した職務、成果を上げた仕事、充実感を持てた仕事、そしてそこで発揮した力、修得した知識やスキルを集計すれば、新天地で活用できる能力の種類とレベルが明らかになります。
この活用できる能力が多ければ、転用できる業界や職種も多くなり、転職の可能性が広がります。

そんなに能力ってないよなー、とお嘆きのあなた。
決してそんなことはありません。今まで経験した知識やスキルを活かせるフィールドは必ずあります。

また、企業の求める能力が不足していても、意欲や熱意、勤勉さといった人間性を高く評価する企業もたくさんあります。簡単にあきらめないこと、これは転職活動をする上で、最も大切なことの一つです。

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自分の置かれている環境を把握しよう

自己分析が終わったら、自分の今置かれている実情を客観的に把握しましょう。
具体的には次のような視点から見ていきましょう。

@経済的な状況
 現在から将来にかけての財産、収入、支出、借入金の状況
A家庭の状況
 健康、就学、就職、扶養家族、家業承継、勤務地の制約など
B人間関係・人脈
 支援者、支援してくれる可能性と程度
Cその他職業選択に影響するであろう要因

あなたがこれらのことを把握した結果、転職先を選択する上で制約が出できた場合でも固定的に考えないことが重要です。代替案や他の条件を変えることにより解消することも多くあります。たとえば、「家族に働いてもらう」「保険を解約する」「単身赴任をする」などが挙げられます。できるだけ多くの選択肢を検討し、可能性を広く考え、自分の望む転職先に就けるように一生懸命努力することが大事です。

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目標を定めよう

自己分析により明らかになった自身の興味、価値観、能力を基に、自分の置かれている環境を考え合わせて目標を設定します。一刻も早く転職先を探さなければならない状況下では、自分の能力からみて現在できる仕事に焦点を当てていくことになります。
転職活動は思ったよりもパワーを浪費するものです。なかなか決まらないと余計です。こういった状況下に陥ると、あまりに実現困難な選択肢に固執したり、逆に安易に諦めたりすることがありますので、こういった際には一度立ち止まって客観的に自分を見つめなおしてみて下さい。

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具体的に仕事を探す方法とは?

まずはハローワークに行って、職業検索端末を触ってみて下さい。今はインターネットからでも検索ができるようになっていますが、ハローワークに行けば、職業相談ができたり、各種セミナーの案内が掲示されているなど、役立つ機能や情報がたくさんありますので、一度近くのハローワークに足を運んでみることをお進めします。

次に、インターネット上の職業紹介サイトへの会員登録をお勧めします。
最近ではある特定の業種職種に限定した職業紹介サイトもありますので、希望の職種や業界があるのでしたら、そこを中心に登録し求人情報を探すのもいいでしょう。

私のお勧めの職業紹介サイトをご紹介します。

↓私が激辛面接官企画でおせわになった毎日コミュニケーションズ様の転職サイト。一押しです。


↓日本ではシステムエンジニアが慢性的に不足しています。


ほとんどが会員登録は無料ですから、時間の許す限り登録をしておきましょう。
(転職サイトによって持っている求人企業が異なります。)

求人情報の間口を広く取っておくことは転職活動において非常に重要です。

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エントリーする前に用意すること

ターゲットが決まってきたら、応募書類を作成しなければなりません。今ではネットからフォームに入力するだけで応募できる企業もありますが、まだまだ郵送で受け付ける企業も多いです。いずれにせよ、大事なのは中身です。性能がいくらよくても宣伝しなければ商品は売れないように、自分という商品をいかに先方に理解してもらうかが重要です。
いかに人物的に優れていても、この応募書類がいい加減であれば、書類選考で落ちてしまい、面接の機会が与えられません。また、選考の重要な要素として最終面接まで付いて回りますから、手抜きは絶対に許されません。
応募書類は、採用担当者に面接してみたいと思わせる、自分自身をプレゼンテーションする最大の武器ですから、単に学歴や職歴を書き並べただけでは弱いです。

応募書類には、履歴書、職務経歴書、添え状の3つがあります。
・履歴書:フォーマットの決まった市販のものを使用するのが一般的
・職務経歴書:最重要視される書類、フリーフォーマットの場合がほとんどなので作成者によって大きな差が出る。
・添え状:ビジネス文書として、書類送付の目的や同封物を伝えるもの

では、一つ一つの書き方のコツについて、見ていきましょう。

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失敗しない履歴書の書き方とは?

市販の履歴書は記入できる内容に限度がありますが、内容が正確で身ややすく書かれていることが要求されます。履歴書がきちんと書かれていることは最初の選考時の最低条件であり、履歴書に不備がある場合には大きな減点材料になってしまいます。

作成の際の注意点は次のとおりです。

@文字の間隔やバランスなど体裁を整えて見やすくする
Aすべて楷書で丁寧に書く
B添付する写真にはスピード写真は使用せずに、写真屋さんで撮影したものの中から一番写りのいいものを選ぶ
C剥がれた時のために写真の裏には名前を書いておく
D学歴は中学位から明記、大学は学部名、専攻も記入すること
E自己都合退職の場合は、前向きな退職理由を書くとよい
F免許、資格欄には勉強中のものを書いてもよい
G趣味、特技、スポーツは、具定例をつけて他の人と差別化を図れるようにする、人間性や特殊技能のアピールのチャンス
H得意な科目欄がある履歴書は使わない
I志望動機欄は、職務経歴書の方で詳細に書くので、ここでは欄の大きさも決まっているため要約したものを書く

ポイントは、BとHです。まずBについて、人はまず見かけで判断されます。だからこそ写真のデキには徹底的にこだわって下さい。
次にHについて、現在、市販の履歴書もバリエーションが多くなり、転職者用のものが流通しています。これを活用して下さい。

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失敗しない職務経歴書の書き方とは?

職務経歴書は自分の経験と実績を明確にし、知識とスキルの深さ・大きさや業務遂行能力の高さをアピールするものです。採用担当者は職務経歴書を最も重視し、「応募者が何をしてきて、当社では何ができるのか」を判断します。
職務経歴書は他の応募書類と比べて大きな差が出るものであり、選考の合否に大きく関わる極めて重要な書類です。

職歴の記述方法には、次の3つがあります。

@年代式職歴記述
初めての仕事から現在まで年代を追って書く方式です。これは職務経験や役職が年代順に積みあがる経緯がわかり、職歴の浅い人や転職歴が少ない中で現在の能力を獲得した人に適した書き方です。

A逆年代式職歴記述
現在から過去に遡って記述する方式で、最近の職務経験や能力を強調するのに適した書き方です。欧米の履歴書/職務経歴書は通常この逆年代方式が用いられています。中途採用の場合、企業は即戦力になる人を求めるのが普通であり、そのためには現在に近い職歴が強調されるこの方式が適しています。

B機能別(専門別)職歴記述
時系列の経歴にこだわることなく、それぞれの職務における経験と業績を強調した書き方で、転職歴の多い人や専門性の高い職歴を持った人に適しています。設定した目標に焦点を当てた記述ができ、「何ができるのか、何をしたいのか」
が鮮明に伝えられるのが特徴です。

実は職務経歴書において、最も大切なのは、略歴(経歴要約)です。この略歴は上記の詳細な中身を読んでもらうためのリード文であり、たくさんの応募があればこのリード文だけで次に進めるかどうか判断されてしまいます。
略歴は企業の求人ニーズを念頭において、よく文章を練って書く必要があります。

職務経歴書を書く際に念頭においておくことは次のとおりです。

@職務経験はその人の対応可能な業務を表す
A実績はその人の業務遂行能力の高さを表す
B職責の重さはその人の信頼度を表す
C組織上のポジションと部下の数は、その人のマネジメント能力を表す
Dプロジェクトの企画、計画、実行は、その人の決断力とリーダシップ、調整能力を表す
E職務改善はその人の問題意識と実行力を表す

職務経歴書は自身の経験、実績を表現し、実際に入社後に成果を上げることができる人材として、採用担当者にアピールするものです。職務経歴書は履歴書と違って形式が定められていませんから、構成や表現の仕方なども含めて自身の個性や強みを表現できるように工夫が必要、要はプレゼンテーションスキルも問われているのです。

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いい職務経歴書を書く際のちょっとしたコツ

@略歴は端的に力強く書く
前項でも書いたとおり。略歴は極めて重要な記述です。募集人材ニーズに合わせて自身の強調したいところを全面に出します。

例.
○○という経験をして
○○という業績を達成した
この○○の経験と○○の実績を生かすべく、貴社の○○分野の発展に貢献したい

A職歴は具体的に定量的に書く
成績や達成事項、結果などを具体的に数量化して書くことが大切です。数量化できないものでは、たとえば「新入社員でも一人で作業できる○○マニュアルを作成した」といったように、採用担当者が具体的なイメージがしやすい表現で書きます。
数字を表すためには次のような言葉を用いるといいでしょう。
売上、利益、シェア、前年度比、単価、実施期間、納期、コスト、費用、削減、工数、人数、件数、比率、効率、向上

B学歴は簡素化して
転職・中途採用の履歴書・職務経歴書では、学歴よりも職歴が重要ですので、記述するならば最終学歴だけを記す程度にとどめておきます。

C趣味、特技、免許、資格などの書き方
免許、資格には税理士、社会保険労務士などの国家資格から各種民間資格までいろいろありますが、応募先で活用できそうなものであれば、強調しておきましょう。趣味や特技もその人の人柄や人間性を表す上で大切です。人脈の広がりを連想させるクラブやサークルなどを記載するのもよいでしょう。
資格を保有していなくても、たとえばパソコンやインターネットの活用など、職務と関連しそうなものは習熟の度合いも含め、書いておくことです。

D研修歴、表彰など
研修受講歴や受賞歴、学会活動歴、社会活動歴、講演、執筆などもセールスポイントになります。様々な活動への取り組みは、積極性や協調性などを印象付けることができます。職務経歴の後に記載するのがよいでしょう。

E応募年齢制限がある場合
年齢による先入観を持たれる恐れがある場合は、敢えて明記せずに最後の方に生年月日だけを記載する方法もあります。

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職務経歴書にて活用できる語句の例

採用担当者に職歴をより前向きに伝えるために、積極的、活動的な語句を活用し、具体的で定量的な表現になるように意識し、文末を力強い動詞で結ぶのが、いい職務経歴書の文章を書くコツです。

使えるキーワードを下記に示します。

@力強い動詞
達成した 増大させた 実行した 創設した 貢献した 削減した 改善した 可能にした 向上させた 組織化した 全うした増加させた 短縮させた 納めた 開催した 減少させた 取得した 実施した 開発した 構築した 新設した 完成させた 成功した 制度化した まとめた

A積極的、活動的なキーワード
効率的 効果的 首尾一貫 生産的 洗練 有益 積極性 設計 開発 維持 向上 調査 建設的 専門化 組立 参加 営業 販売 指導 履行 コントロール リーダシップ 管理 経営 マネジメント 指示 監督 自主的 創造的 組織化 訓練 遂行 実行 分析 改善 拡張 達成 

B人柄を表現するキーワード
明朗 社交的 大胆 素直 柔軟 冷静 謙虚 緻密 誠実 探究心 楽観的 猪突猛進 気が利く 繊細 独創的 優しいものおじしない 勤勉 凝り性 几帳面 慎重 まじめ 人の話をよく聞く 礼儀正しい 視野が広い 教養がある 感受性が豊か 面倒見がよい 人付き合いのよい 忍耐強い 積極的 一生懸命 精力的 熱心 のみ込みが早い 献身的 タフ 創造的 粘り強い 好奇心が強い 感情が豊か 多趣味 負けず嫌い ユーモアがある 雄弁 理性的 押しが強い 勘が鋭い 深慮遠謀 本番に強い 堅実 実直 分析的 革新的 挑戦的 徹底 偏見のない 屈託のない

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間違いのない添え状の書き方とは?

添え状(カバーレター)とは、履歴書、職務経歴書に添付するもので、挨拶と自己PRを兼ねたビジネス文書です。応募の際には必ずつけるようにして下さい。

作成のポイントを次に示します。
@履歴書・職務経歴書と同じサイズの用紙(A4サイズ)を用いる
A他の書類と別にされても連絡先がわかるように日付・氏名・住所・電話番号・メールアドレスを明記する
B宛先を正確に記載する。略したりせずに全て正式な名称を使用する。
C通常ビジネスで使用する送付状のようなビジネス文書の形式にのっとって書く(例.拝啓 〜 敬具)

書き方のポイントを次に示します。
@書き出し
挨拶文の後、応募ルートを記載する
A自己PR及び志望動機
自分の強みとそれが応募先にとってどれほど役立つか、どれだけ入社を希望しているかを簡潔に力強い表現で書く
B面接のお願い
同封書類の内容と共に、面接の機会を賜りたい旨を伝える。

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最後に(夜明け前が一番暗い

夜が明けない日はきません。必ず朝日が昇ってきます。今は辛い時期でしょうが、人生そう悪いことばかりは続きません。悩んでいる暇があったら、ドンドン具体的に前に進みましょう。

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